診療案内｜バスセンター前駅近くの創世内科クリニック

私は長らく地域医療に携わり患者さんが訴えられる多くの症状、抱えておられる多くの病と向き合って参りました。都会のように専門医がおられるようなところではなく、自分が患者さんに何とかして差し上げなければなりませんでした。その時、問われるのは自分が診ていていいのか、それとも患者さんが出向くのに1時間かかる専門医のいるところに行かなければならないかどうかの判断力でした。また多くの患者さんの身体的症状の背景に精神的苦しみを抱えておられ、そこを見て差し上げなければ症状は何度も繰り返し、難治化することを経験して参りました。患者さんの命、人生をお守りするには何が必要かという技術的診断力と人間の精神的痛みを受け止め共に考えてゆく人間力が医師には求められると思われます。町医者である私は常にそのことを自らに問うてありたいと思ってきました。この患者さんはどこで医療を受けるべきなのか、責任をもって共に考える、そんな医療の窓口、調整役としての医療を心掛けています。患者さんのお命や人生に深く関わりお守りしてゆく仕事は厳しいお仕事ですが、私とっては天職と思っています。その為に総合内科的、心療内科的、時には東洋医学の力も借りる視野と技量をもって診療に努めてまいりますし、常に勉強は怠ることは出来ません。決して一分野の専門医ではないが、全体的に患者さんの為になる医療、病気や肉体だけに目を向けるのではなく、人間の心や人生、ライフスタイルにも気を配る医療を推し進めて参りたいと思います。そして患者さんお一人おひとりが元気に輝き、地域や街が輝き、時代・社会が輝く、その結果新しい時代を創世してゆくクリニックとなってゆくことを願って創世内科クリニックと命名させていただきました。

西洋医学、東洋医学、そして心療内科的視点も踏まえたトータルな診断、治療を心がけております。皆様の「治る力」「病をコントロールする心」を引き出すサポーターに徹してゆきたいと願います。また予測・予防・治療・在宅医療と皆様の人生を切れ目なくサポートすることを願います。また最新のエビデンスに基づき、最先端の治療を心がけます。また、専門医による診断や治療が必要な場合には、その方の病気の種類や状態に応じて、適切な専門医や病院に紹介するよう努めています。